・羽毛布団をリフォームされる理由は? | |
兵庫県、西宮市にお住まいの方から、羽毛布団リフォームについてお電話でお問い合わせを頂きました。 「羽毛布団を買って9年位ですが、数年前から生地から細かい羽毛が吹き出してきて、毎年これを見るのがつらくて、もう限界にきてるんです(笑)、一度リフォームできるのか?どうかと、この吹き出してる羽毛を診断してほしいので、今日お店に行きます」との内容でした。 リフォームをお考えの羽毛布団のサイズをお聞きした時に、これはもしかしたら・・・!と思って、お客様に「お持ちの羽毛布団は、もしかして大塚家具さんのダウナですか?」と確認をしました。こちらから断定的に聞くのは少し失礼かと思ったのですが、サイズや側生地のお色などを聞いたので確信率は95%はありました。 「えーっ!!そうです!何で分かりました?」と言われ、今までに「ダウナ」の羽毛布団は、沢山リフォームさせて頂いてることと、ほとんどが同じ様に羽毛の吹き出しである事が多い事情をお伝えしました。 お客様からは、「今から持って行くので診断お願いね!」と、すぐにご来店頂きました。 |
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・羽毛布団の診断結果は? | |
大塚家具のダウナシリーズのレギュラータイプでクィーンサイズ(表示220x210cm)、羽毛量は1.2kg入。数年前から細かい羽毛が吹き出してきてるとの事です。 中の羽毛を取り出してダウンクラスター(ダウンのかたまり)を診断させて頂きました。 ご使用年数は未だそれ程長くないので、羽毛の傷みは多くなく、今の時点でリフォームされれば、側生地も新しくしますので、また快適にお使い頂ける羽毛布団に仕上がります。と、その事をお伝えして、とても喜んでご安心頂きました。 |
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・羽毛布団をリフォームして どの様な羽毛布団に仕上げますか? | |
吹き出しが早いのは、この「ダウナ」の側生地が、平織のエジプト綿、更にダウンプルーフ加工をしていない素のお生地だからです。糸の番手も細く、平織、ダウンプルーフなしとなれば、使い勝手も柔らかく最高に良いです。が、一方、今回の様に、羽毛の吹き出しは、サテン織り、ダウンプルーフ加工してる生地に比べて早く発生します。 次の側生地はこの違いをご説明して、出来るだけ今と違和感無くお使い頂ける側生地をお奨めさせて頂きたいと思い、100番手インド超長綿「ラムコ」にお決め頂きました。 また、ダウナのサイズ表示に付きまして、一般に羽毛布団のサイドに品質表示ラベルが付いています。当店でのサイズ表示は、羽毛布団を置いた際の仕上がりサイズです。よって、カバーサイズも同じサイズです。 しかし、ダウナの表示サイズは、置いたサイズはなく、側生地自体の生地サイズのようです。これに羽毛を充填しますと、膨らみが出来た分寸法が小さくなります。 よって、ダウナの表示は、220x210cmですが、実際に羽毛ふとんを置いたサイズ(カバーサイズも含めて)は、この表示よりも小さくなります。 今回その事をお伝えした所、「そうでしょう?このお布団を買ったときは一緒にカバーも買ったのでサイズはピッタリだったんだけど、その後カバーだけを市販のクィーンサイズを買ったら、掛けカバーが大きくて羽毛布団を入れると、ぷかぷかしちゃったので、おかしいと思ってたんよ(笑)」と言われ本日、疑問が解決したそうです(笑) 次リフォーム後のサイズは、クィーンで210x210cm、もちろん仕上がりサイズにて仕立てます。 |
・今回のリフォームのコースは | |
・プレミアム コース 「プレミアム ダウンウォッシュ仕上げ」 |
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・今回のリフォーム価格の詳細 | |
・羽毛布団の解体費:クィーン 4,500円 ・羽毛洗浄費:1.2kg 10,000円 ・新調の側生地:「ラムコ」100番手インド超長綿 クィーン 50,000円 ・羽毛の充填加工費:クィーン 4,500円 ・足し羽毛:ポーランド産マザーグース95%を270gで @9000x2.7=24,300円 ■合計金額は、¥93,300.-となりました。 |
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・その他 | |
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■羽毛布団の診断は、こちらをご参照ください。
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