・羽毛布団をリフォームされる理由は? | |
兵庫県神戸市東灘区より、ご結婚で贈られたダブルのデュエットタイプ羽毛布団は「もう15年ほど使っているので、羽毛布団を診断してほしい。」とご相談のお電話を頂きました。 早速にご夫婦で当店までご来店頂き、羽毛布団を一緒に診断をさせて頂きました。 「もし、診断後リフォームが出来ないなら、買い替えようかとも考えている。」との事でした。 |
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・羽毛布団の診断結果。 | |
お持込いただいたダブルのデュエット式(合い掛けと肌掛けの2枚合わせ)の羽毛布団は、側生地は、表地がシルクと綿の50/50%、裏地は綿100%の上質の生地です。 絹混の表生地はミシンの縫製部分が裂け始め、羽毛の吹き出しが始まってます。 合い掛けの羽毛布団は、まだまだボリューム感もあります。 表示ラベルの充填量を見ますと、2枚合わせのデュエットタイプなのに、通常合い掛け用程度の掛け布団に、ホワイトグース ダウン95%の羽毛が2.0kg充填されています。「えーっ!?」多すぎです。この羽毛で2.0kgですと、通常冬掛け用にあたる羽毛量です。 一方、肌掛け用は、ホワイトグースダウン90%が0.7kgの表示。こちらは通常の量です。 ご夫婦様に伝えると、「道理で、2枚合わせると暑すぎて、この前の冬は合い掛け1枚で充分でした」とのご感想。それはそうです!冬に充分に1枚で使える冬用の羽毛布団仕立てですから・・・!」*-* 羽毛布団の診断で一番大事な羽毛の状態は、まず冬掛け用は、14/20点で「Bランク」、肌掛け用は冬掛けより少々傷みが多くそれでも12/20点で「CBランク」と評価しました。 総合的には2枚共にリフォームを是非お奨めしたい状態の羽毛です。 その旨、ご夫婦様にお伝えさせて頂きました。 当店では、羽毛の状態を5段階(A/B/C/D/E)に区別し、Cランク以上の羽毛の状態の場合にリフォ-ムをお薦めしております。 |
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・羽毛布団をリフォームして どの様な羽毛布団に仕上げますか? | |
お客様のご希望は今と同じ、ダブルサイズの合い掛けと肌掛けのデュエットタイプの羽毛布団にされたいとの事です。 しかし、今の様な2kg入りの合い掛け用ではなく、通常の合い掛けの適量として仕立てで充分であるとの事でした。 そうしますと、羽毛の傷み度が、CBランクとCランクで今の羽毛量では、プレミアムダウンウォッシュ加工後、目減り量を概算しても、必要な羽毛量は確保できます。 通常ですと、同じサイズでリフォーム加工をすると足し羽毛(新しい羽毛の補充)が必要になるのですが、今回はその必要はないです。お客様は足し羽毛も予算に入れてらっしゃったので、とても喜ばれました。 次に新しい側生地は、今と同じ風合いで違和感無くお使い頂ける生地として、60番手と80番手のアメリカ超長綿「スーピマ」のサンプルを実際に触って頂き、ご主人様と奥様共に軽量の80番手サテン地にお決め頂きました。 最後に私共からは、「是非、仕上がりを楽しみにお待ち下さいませ!」とお伝えしたのは言うまでもありません。(^-^) |
・今回のリフォームのコースは | |
・プレミアム コース 「プレミアム ダウンウォッシュ仕上げ」 |
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・今回のリフォーム価格の詳細 | |
・羽毛布団の解体費:ダブル@4000x2=8,000円 ・羽毛洗浄費:2.0kg+0.7kg=2.7kg一式で 20,000円 ・新調の側生地:80番手超長綿/E8800/ホワイト色 ダブル デュエット一式 47,000円 ・羽毛の充填加工費:ダブル@4000x2=8,000円 ・足し羽毛:無し ■合計金額は、¥83,000.-となりました。 |
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・その他 | |
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羽毛ふとん専門工房 / グートン
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