・羽毛布団をリフォームされる理由は? | |
千葉県、習志野市にお住いのS様より「家にある羽毛布団を整理したいのですが、一度見てもらえますか?」とお電話で相談がありました。 お持ちの枚数は6枚。 すべて丸八製です。 冬掛けがペア色(2枚)が2組、計4枚。 肌掛けは1組のペア色で2枚です。 ご使用年数は、冬用2枚と肌掛け2枚が約30年。 残りの冬用2枚は25年近いそうです。 この6枚をシングルの冬用に3~4枚にリフォームされたいとのご希望です。 すべて20年を超えているので、先ずは「羽毛布団の診断」から始めさせて頂く事となりました。 枚数が多いので梱包作業が大変ですが、快くお受け頂く事になりました。 |
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・羽毛布団の診断結果は? | |
たくさんの羽毛ふとんを2個口にしてお送りいただきました。 羽毛の傷み度の診断するポイントは3点です。 1.毛玉(フェザーに絡んだダウン)、2.ファイバー(1本、1本に切れたダウン)、3.ピリング(3個以上のダウンが絡んだ状態)の状態です。 このどれもがすべて少ないです。 結果は、6枚共にすべてリフォームをお奨めしたい羽毛です。 このようなご使用年数だけで予想する範囲を超えた良い羽毛が有りますので、診断をするまでは断定する事が出来ません。 それぞれの羽毛量は表示が見えないのですが、丸八製の羽毛量はシングルでホワイトグースであればおおよそ1.5kgが冬掛け、0.5kgが肌掛けです。 お客様からも同じ羽毛量と確認させて頂きました。 |
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・羽毛布団をリフォームして どの様な羽毛布団に仕上げますか? | |
お送りいただいたお荷物にお手紙を頂きました。 「羽毛の残り具合によってリフォームをして頂く枚数やサイズも検討していきたいと思っております。古い物に関してはかなりヘタっていると思いますので破棄でも仕方がないと思っております。」と書かれてありました。 洗浄後に残った羽毛量をお伝えして最終、シングルの冬用3枚とシングルの丈長230cmの冬用1枚の合計4枚にリフォームさせて頂く事となりました。 側生地は、シングル2枚は60番手サテン、シングル1枚とシングルの丈長230cmを80番手サテンでお決め頂きました。 |
・今回のリフォームのコース | |
・プレミアム コース 「プレミアム ダウンウォッシュ仕上げ」 ■加工方法:先ず、羽毛布団を先に解体して中の羽毛を取り出します。 そしてその羽毛を直に水と洗剤とで洗浄して除塵及び乾燥加工を施して羽毛を再生させます。 その再生された羽毛を、ご希望の新しい側生地に入れて仕上げます。 側生地も新しく縫製しますので、サイズの変更や仕様の変更・枚数の増減など自在にリフォームが出来ます。また、羽毛の量が少ない場合は新しい羽毛を選んで頂いて補充量をご希望に応じて仕上げるリフォームです。 |
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・今回のリフォーム価格の詳細 | |
沢山の羽毛布団を長身用の丈長サイズと冬用シングルの羽毛布団3枚にリフォーム ・羽毛布団の解体費:シングル@¥3300x6枚=¥19800 ・羽毛洗浄費:3.5kgまでが2口 @¥25300x2=¥50600 ・新調の側生地:80番手サテン シングル ¥23,760 60番手サテン シングル @18,920x2=¥37,840 80番手サテン 150x230cm ¥29,810 ・羽毛の充填加工費:シングル@¥3300x3枚=¥9900、150x230cm¥4,070 、 ・足し羽毛:30g ポーランド産コウダ種W/G93% @¥8800x0.03=¥2,640 ■合計金額は、¥178,420.-(税込)となりました。 ※今回は、丈長サイズ150x230cm用に掛けカバー京ふたえガーゼ/グリーン色を一緒にご購入頂きました。 |
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・その他 | |
当社では、丈長サイズやワイドキング及びお好みでオーダーメイド・別注など、自由自在にサイズや仕様及び種類の羽毛布団にリフォームをして仕上げることが出来ます。 |
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羽毛ふとん専門工房 / グートン
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