・羽毛布団をリフォームされる理由は? | |
神奈川県横須賀市よりメールで羽毛布団リフォームのお問い合わせをただきました。 「現在1枚は使用していますが、そちらから羽毛が漏れており、シーツの中に羽毛が溜まっていたので、他の使っていない羽毛ふとんと合わせて大きなサイズにしたいと考えております。全てシングルサイズで冬用が4枚、夏用と思いますが、1枚薄い羽毛布団もあるので、こちらを冬用と春秋か夏用の薄いダブルサイズ2枚に出来ないかと思ってご連絡させて頂きました。」との事でした。 当社のリフォーム加工方法・今回のリフォームのお見積り金額そしてリフォームの流れなどをご説明をさせて頂きご返事を頂きました。 「早々に返信頂きありがとうございます。丁寧な説明のおかげでリフォームについて理解致しました。 リフォームにどの程度の羽毛が再利用出来るか分からないので、是非診断して頂きその結果から ご提案通りにリフォーム出来るか確認をお願い致します。 今回、引越でベッドサイズを大きくするので、新しく購入を検討していましたが、亡くなった親が使用していた羽毛布団が数枚あり10年近く使用しておらず、そのまま処分するのは勿体ないと思っていたので、 もしリフォーム出来るなら使っていきたいと思っております。 送料についても問題ありませんので、梱包用キットと生地サンプルを送って頂けないでしょうか。 よろしくお願い致します。」とご返事をいただきました。 今回は羽毛布団の枚数が多いので2~3枚入る「梱包キット」のセットを3個をお届けして羽毛布団を送って頂く事になりました。 |
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・羽毛布団の診断結果は? | |
届いた羽毛布団は、丸八真綿さんの冬用羽毛布団シングルサイズが3枚と肌掛け布団シングル1枚、京都西川さんの冬用羽毛布団シングルが1枚の合計5枚を送っていただきました。 これらの羽毛布団の品質ラベルの詳細と規格「サイズ・キルト・側生地の素材・羽毛の種類・羽毛量 等」を確認をして、次に中綿の羽毛を1gづつ取り出して診断をしました。 羽毛の傷み度は、マルハチさんの肌掛けふとんと京都西川製の羽毛布団が少しいたみが多くCDランク、マルハチさんの冬用羽毛布団はBC~Cと診断されました。 やはり、使用年数の長いモノと肌掛け布団は少しいたみが多いです。 この結果をお客様へ報告をして再度リフォームのご相談をして、三口に分けて洗浄加工をすることになりました。 |
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・羽毛布団をリフォームして どの様な羽毛布団に仕上げますか? | |
リフォーム後の仕上げは、洗浄加工後の羽毛量だけを使用して、ダブルサイズの2枚合わせ「合い掛け布団と肌掛け布団」1組と、ダブルサイズの冬用掛け布団、そしてシングルサイズの冬用掛け布団1枚の合計4枚に仕立て上げることになりました。 新しい側生地は、ダブルサイズの2枚合わせ1組には60番手サテン生地を選ばれ、シングルとダブルの冬用羽毛布団には80番手サテン生地を選ばれました。 |
・今回のリフォームのコース | |
・プレミアム コース 「プレミアム ダウンウォッシュ仕上げ」 ■加工方法:先ず、初めに羽毛布団を解体して中の羽毛を取り出します。 そして、その羽毛を水と洗剤とで直に洗浄して、除塵及び乾燥加工を施して羽毛を再生させます。 その再生された羽毛をお選びいただいた新しい側生地に入れて仕上げます。 側生地も生地から縫製して仕立てますので、サイズの変更や仕様・種類の変更・枚数の増減など、ご希望の羽毛布団にリフォームが出来ます。もし、羽毛量が足りない場合には、補充する新しい羽毛を選び補充量を相談しながら仕立てます。 |
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・今回のリフォーム価格の詳細 | |
一度に沢山の羽毛布団を整理して必要な分だけの羽毛布団にリフォーム ・羽毛布団の解体費:シングル@¥3300x5=¥16500、 ・羽毛洗浄費:1.5Kg¥12100+3Kg¥22000+2Kg¥15400=¥49500、 ・新調の側生地:60番手サテン地のダブル2枚合わせ@¥26510x2+80番手サテン地のダブル¥33330+シングル¥23760=¥110110、 ・羽毛の充填加工費:ダブル@¥4400x3+シングル@¥3300x1=¥16500、 ・足し羽毛:無し ■合計金額は、¥192,610.-(税込み価格)となりました。 ※最終のお支払い合計は、当初お客様にご負担いただきました3件の送料分¥7380.-を相殺させていただき¥185,230.-をカード払いいただきました。 |
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・その他 | |
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