リフォーム前
・羽毛布団をリフォームされる理由は?
東京都杉並区のI.T.様より、15年程前に1度リフォームされていて合計30年位お使いのおふとんをリフォームしたい、とお問い合わせをいただきました。
・羽毛布団の診断結果は?
四つ折りにした際の高さが20cmも無く、外から見ても中の羽毛が相当に傷んでしまっていることが分かります。
中の羽毛を少量取り出して傷み具合を確認したところ、千切れてボロボロになってしまった羽毛がほとんどで、とても再生できる状態ではございません。
ここまで粉々になってしまうと、羽毛の持つ膨らむ力が無くなってしまい、結果的に今回の様な膨らみの無いおふとんとなってしまいます。
今回は羽毛が再生できない状態ですので、リフォームをお勧め出来ないとお伝えしました。
・羽毛布団をリフォームして どの様な羽毛布団に仕上げますか?
羽毛が再生できない状態とご理解いただき、当店の新品のおふとんをお買い上げいただきました。
リフォーム後
お子様としばらくは一緒にお休みになられるという事で、サイズは今と同じダブルサイズをお決めいただき、羽毛は中国安徽省産ライオンヘッドグースをお選びいただきました。
このライオンヘッドグースは身体がとても大きい為、1つ1つの羽毛も大きくてコシが強く、耐久性の高い上質な羽毛です。
羽毛が再生できる期間で10年を目安にリフォームしていただき、長く快適にお使いいただく事をお勧めいたしました。

《買い替えでご購入の羽毛布団の詳細》
ロイヤルクラスの羽毛布団
サイズ:190x210cm
側生地:アメリカ「スーピマ」80番手サテン生地
キルト縫製:エレガントキルト縫製
羽毛の種類:中国安徽省ライオンヘッドグース ダウン93%
羽毛量:1,600g
ご購入金額:¥90,500.-(税別価格)

カバーリング無料サービスキャンペーンをご利用いただき、京ふたえガーゼの掛けカバーを1枚プレゼントさせていただきました。

 この度は、羽毛布団をご購入頂きまして、誠にありがとうございました。
お買上げ後のお手入れ方法やメンテナンス等につきましてもお気軽にご相談ください。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
誠にありがとうございました。

 羽毛ふとん専門工房/グートン

HPで見て、羽毛ふとんの専門店で信頼ができそうだと思ったからです。(2020年7月17日)

とても軽くてふっくらで大満足です。 この時期の普段はガーゼケットで寝ているのですが、お試ししたくて使用してみました。 本格的な冬が今から楽しみです。   ...
※事例に掲載されている価格は以前のものであり、現在は見直しが行われている場合がございます。
最新の価格情報をお求めの際は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 
【リフォームできなかった羽毛布団】
 

全ての羽毛布団がリフォームできるとは限りません。

羽毛布団は「リフォーム自体が不可」の場合と、「リフォームをオススメできない」場合の2通りがございます。

■リフォームできない羽毛布団
ダウン80%未満(フェザー21%以上)の場合
フェザー(羽根)は洗浄しても再生する事が出来ない為、ダウン率が80%未満の羽毛はリフォームをお受けすることが出来ません。

また、ダウン率が80%未満の羽毛布団は、同品質の羽毛布団を購入する方がリフォーム料金よりもお得な場合がほとんどです。

■リフォームをオススメできない場合
ダウン80%以上の羽毛布団でも、羽毛が酷く傷んでしまっている場合はリフォームをオススメしておりません。
羽毛が酷く傷んでしまっている場合は、リフォームで洗浄しても保温性のあるダウンに再生できません。
ダウンに膨らむ力が無いと、せっかくリフォームしてもすぐにヘタって快適性を損なってしまいます。

その為、羽毛が再生できないほど傷んでしまっている場合は、リフォームをお勧めしておりません。
リフォーム金額と仕上がりの羽毛布団の質を考慮すると、買い換えの方がお勧めとなります。

ただし、想い出のある羽毛布団や形見の羽毛布団でどうしても残して使いたい羽毛布団の場合は、お客様へご相談・ご了承の上でリフォームをさせて頂きます。
どうぞお気軽にお尋ねください!
グートンでは、羽毛布団の無料診断を行っています。
 
  • 表示が消えてしまっている
  • 古くて何年使用か分からない
  • 生地が破れて表示が読めない
こんな場合は、是非「羽毛布団の無料診断」サービスをご利用ください。

 


■自宅で出来る「かんたんな羽毛布団の診断方法」

①4つ折りにして厚み(高さ)が35cm以上の高さがある
(冬用の羽毛布団の場合)

羽毛布団を4つ折りにして、上から押さえずに羽毛布団の高さが35cm以上の高さ厚みがあると中の羽毛が再生できる可能性が高いです。
春秋用合掛けや夏用肌掛け、またアイダーダック羽毛布団は診断基準が異なります。




ダウン80%以上の羽毛
(羽毛布団のサイドにあるラベル(品質表示ラベル)に記載されています)



③使用年数及び購入年数の確認

羽毛布団は10~12年くらいでリフォームするのが理想です。
15年を超えると羽毛が傷みすぎてしまい、お勧めできない場合があります。

羽毛が傷みすぎて粉々になった状態

以上、の3ポイントをチェックしてみてください。
 

羽毛布団リフォームのことなら、羽毛診断士ダウンプロフェッサーのスタッフがご相談を承ります。
お気軽にご連絡ください。​




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「皆様からのご連絡を、心よりお待ちしております!」

羽毛ふとん専門工房 / グートン
スタッフ一同


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