ご購入商品

大阪府豊中市から「使って20年程で未だ膨らみもある羽毛布団があるのですがリフォームして欲しい」とご持参されました。

早速、羽毛布団の診断をさせて頂きました。
羽毛はダウン率93%で1.4kg入りの2層式の羽毛布団です。




しかし、4つ折りにした時の高さは24cm程と低くくお布団にパワーがありません。


羽毛の診断で取り出した中の羽毛は、毛切れしたファイバーがとても多く見られ毛玉やピリングも目立った状態でしたので羽毛の傷み度はDランクです。

診断結果はリフォームはオススメ出来ないと診断されてご報告後羽毛布団は処分する事になりました。

そこで、これと同じ時期に購入した羽毛布団がもう1枚あり、それは未だこれよりも良い状態だと言う事で、そのシングルの羽毛布団1枚を使って、シングル2枚の羽毛布団に増やしてリフォームをすればどの様になりますか?と言われたので、解体して取り出した1.4kgの羽毛をリフォーム洗浄し除塵加工後に再生される羽毛量は、約20%減って1.1kg程が仕上がります。なので、その減った分の羽毛量ともう1枚分の羽毛量1.4kgが必要となるお見積りをしました。

それと別に、シングル1枚をリフォームして1枚の羽毛布団を仕上げて、もう1枚は新しい羽毛布団を新調して2枚揃えた場合の見積もりをさせて頂きました。そうしますと、この2つの見積もりは新しい側生地が2枚分必要なのと、補充する羽毛量もほぼリフォーム時と同じだけの羽毛量が必要となりますので、ほぼどちらも変わらない位のお見積り金額になりました。

それなら今回は処分となった主人の羽毛布団だけを新しく買い替えてをする事になりました。

ご主人様は身長が180cmとお高く、寒がりの方で顔までお布団を掛けると羽毛布団から足が出て寒いので丈の長い羽毛布団を希望されましたので、実際に丈長230cmの羽毛布団をご覧いただきサイズを決められました。

羽毛の種類は当社お薦めのポーランド産コウダ種ホワイトグースダウン93%と、側生地は軽いスーパーライトバチストを選んでいただきました。

《ご購入の羽毛布団の詳細》 2024年 5月 24日

★5 高品質ホワイトグースの羽毛布団
 丈が長い230cmのロングロングサイズ羽毛布団

サイズ:150x230cm
羽 毛:ポーランド産コウダ種ホワイトグース ダウン93%
羽毛量:1,250g
側生地:ドイツ製スーパーライトバチスト
キルト:5x7マス
枚 数:1枚

ご購入金額:¥157,190.-(税込み)

 この度は、丈の長い230cmの羽毛布団をご購入頂きまして誠にありがとうございました。
今後のお手入れ方法やメンテナンスなどでお悩みやお困り事がございましたらご相談ください。

また、10~12年くらい使われましたら、リフォーム(打ち直し)加工のご相談も受け賜わります。
羽毛布団をリフォームをされますと、サイズ変更や仕様や種類の変更及び枚数の変更など、これからお客様がお使いになりたい羽毛布団が新品同様に仕上がりますのでお気軽にご相談くださいませ。
今後とも、ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

 羽毛ふとん専門工房/グートン
 
※事例に掲載されている価格は以前のものであり、現在は見直しが行われている場合がございます。
最新の価格情報をお求めの際は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 
【リフォームできなかった羽毛布団】
 

全ての羽毛布団がリフォームできるとは限りません。

羽毛布団は「リフォーム自体が不可」の場合と、「リフォームをオススメできない」場合の2通りがございます。

■リフォームできない羽毛布団
ダウン80%未満(フェザー21%以上)の場合
フェザー(羽根)は洗浄しても再生する事が出来ない為、ダウン率が80%未満の羽毛はリフォームをお受けすることが出来ません。

また、ダウン率が80%未満の羽毛布団は、同品質の羽毛布団を購入する方がリフォーム料金よりもお得な場合がほとんどです。

■リフォームをオススメできない場合
ダウン80%以上の羽毛布団でも、羽毛が酷く傷んでしまっている場合はリフォームをオススメしておりません。
羽毛が酷く傷んでしまっている場合は、リフォームで洗浄しても保温性のあるダウンに再生できません。
ダウンに膨らむ力が無いと、せっかくリフォームしてもすぐにヘタって快適性を損なってしまいます。

その為、羽毛が再生できないほど傷んでしまっている場合は、リフォームをお勧めしておりません。
リフォーム金額と仕上がりの羽毛布団の質を考慮すると、買い換えの方がお勧めとなります。

ただし、想い出のある羽毛布団や形見の羽毛布団でどうしても残して使いたい羽毛布団の場合は、お客様へご相談・ご了承の上でリフォームをさせて頂きます。
どうぞお気軽にお尋ねください!
グートンでは、羽毛布団の無料診断を行っています。
 
  • 表示が消えてしまっている
  • 古くて何年使用か分からない
  • 生地が破れて表示が読めない
こんな場合は、是非「羽毛布団の無料診断」サービスをご利用ください。

 


■自宅で出来る「かんたんな羽毛布団の診断方法」

①4つ折りにして厚み(高さ)が35cm以上の高さがある
(冬用の羽毛布団の場合)

羽毛布団を4つ折りにして、上から押さえずに羽毛布団の高さが35cm以上の高さ厚みがあると中の羽毛が再生できる可能性が高いです。
春秋用合掛けや夏用肌掛け、またアイダーダック羽毛布団は診断基準が異なります。




ダウン80%以上の羽毛
(羽毛布団のサイドにあるラベル(品質表示ラベル)に記載されています)



③使用年数及び購入年数の確認

羽毛布団は10~12年くらいでリフォームするのが理想です。
15年を超えると羽毛が傷みすぎてしまい、お勧めできない場合があります。

羽毛が傷みすぎて粉々になった状態

以上、の3ポイントをチェックしてみてください。
 

羽毛布団リフォームのことなら、羽毛診断士ダウンプロフェッサーのスタッフがご相談を承ります。
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「皆様からのご連絡を、心よりお待ちしております!」

羽毛ふとん専門工房 / グートン
スタッフ一同


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