リフォーム前
・羽毛布団をリフォームされる理由は?
兵庫県西宮市より「インターネットを見て羽毛布団を診断してくれると書いてあったので持ってきました。見てもらえますか?」とご夫婦でご来店されました。
持って来られた羽毛布団は丈の長い230cmのシングルサイズの羽毛布団との事でした。

ご主人様はとても身長が188cmもあるお高い方で高校時代にはバスケットをされていて、とても身長が高いのでご両親様が丈の長い羽毛布団をわざわざ作ってもらった物なので、長い間とても大切に使われてきた羽毛布団だそうです。
早速に羽毛布団の診断をさせて頂きました。
・羽毛布団の診断結果は?
京都西川製の羽毛布団でジャガード柄の丈が220cmのロングロングのシングルサイズです。キルト縫製は5x6マスのマチ高さ約5cm仕様のお布団でした。



羽毛布団を四つ畳みにした時の高さは25cm程度です。


羽毛布団より取り出したサンプル羽毛は、毛玉もあり羽毛が壊れて細かいファイバーがとても多い状態でした。



◆仕分けして見ました。


◆毛玉


◆ピリング状の羽毛


◆ファイバー「毛切れした羽毛」


以上、診断の結果は、羽毛の傷み度「DEランク」となりました。
これではリフォームはお薦め出来ませんのでリフォーム不可としました。
・どの様な羽毛布団に仕上げますか?
このロングロングサイズの羽毛布団を長くご愛用されたのは、市販ではなかなか丈の長い羽毛布団が販売されていないのでずっと使われておられました。
しかしこれでも足が羽毛布団より出るとお悩みのご意見でした。

そこで、当社が企画している丈長超ロングロングサイズ250cmの羽毛布団をご提案させて頂き、ご体感されてお買い換えすることになりました。
リフォーム後
【リフォームが不可となりお買い替え】

リフォームからのお買い換えとなりましたので、今までの羽毛布団よりももっと快適な羽毛布団を提案させていただきました。

まず、丈長230cmでも足が出るとの事で、さらに丈を長くした超ロングロングサイズ250cmにして、お使いのベッドがセミダブルとの事でしたので、幅もセミダブル170cmをご提案して170x250cmの羽毛布団に決まりました。

羽毛の種類は当社人気のポーランド産ホワイトグースダウン93%、側生地には100番手サテン織「ラムコ」をご紹介させていただきました。

《ご購入の羽毛布団の詳細》 2021年 1月 14日
★高品質ホワイトグースの
超丈長250cmの3Lロングロングサイズの羽毛布団
サイズ:170x250cm
羽 毛:ポーランド産ホワイトグース ダウン93%
羽毛量:1,650g
側生地:100番手サテン織「ラムコ」
キルト:5x7マス・マチ高さ7cm
枚 数:1枚
ご購入金額:¥175,175.-(税込み価格)

カバーリングサービス:京ふたえダブルガーゼ ネイビー色 170x250cmをサービスさせていただきました。

 この度は、羽毛布団をご購入頂きまして、誠にありがとうございました。
お買上げ後のお手入れ方法やメンテナンス等につきましてもお気軽にご相談ください。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。誠にありがとうございました。

 羽毛ふとん専門工房/グートン
 
《アンケートにお答えいただきました。》 2021年 1月 9日

1.お買上げ頂いた商品はいかがでしたか?

250x170cmと、身長188cmの私にとってはとても魅力的なサイズの商品でした。
実際に寝てみると、すごく軽いのにとてもあたたかく朝まで目が覚めることはありませんでした。

2.当店の対応はいかがでしたか?

ご説明していただいたお店の方々の人柄の良さです。
とても詳細にわかりやすくご説明いただけ、納得できたからです。

3.その他、ご意見・ご感想をお聞かせください。

今後のメンテナンスやその他について定期的にご案内いただけると助かります。
それと、私のベッドに250cmは少し長いのかも?とも思いました。


 

 この度は、リフォームが出来ずに羽毛布団をお買い換えいただき、またアンケートにもお答えいただきまして 誠にありがとうございました。

このお客さまの声を大切にして 今後の営業及びサービス活動に 活用をさせていただきたく思います。今後とも ご愛顧のうえ よろしくお願い致します。ありがとうございました。
  
 羽毛ふとん専門工房 グートン 出口 直次郎
 
※事例に掲載されている価格は以前のものであり、現在は見直しが行われている場合がございます。
最新の価格情報をお求めの際は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 
【リフォームできなかった羽毛布団】
 

全ての羽毛布団がリフォームできるとは限りません。

羽毛布団は「リフォーム自体が不可」の場合と、「リフォームをオススメできない」場合の2通りがございます。

■リフォームできない羽毛布団
ダウン80%未満(フェザー21%以上)の場合
フェザー(羽根)は洗浄しても再生する事が出来ない為、ダウン率が80%未満の羽毛はリフォームをお受けすることが出来ません。

また、ダウン率が80%未満の羽毛布団は、同品質の羽毛布団を購入する方がリフォーム料金よりもお得な場合がほとんどです。

■リフォームをオススメできない場合
ダウン80%以上の羽毛布団でも、羽毛が酷く傷んでしまっている場合はリフォームをオススメしておりません。
羽毛が酷く傷んでしまっている場合は、リフォームで洗浄しても保温性のあるダウンに再生できません。
ダウンに膨らむ力が無いと、せっかくリフォームしてもすぐにヘタって快適性を損なってしまいます。

その為、羽毛が再生できないほど傷んでしまっている場合は、リフォームをお勧めしておりません。
リフォーム金額と仕上がりの羽毛布団の質を考慮すると、買い換えの方がお勧めとなります。

ただし、想い出のある羽毛布団や形見の羽毛布団でどうしても残して使いたい羽毛布団の場合は、お客様へご相談・ご了承の上でリフォームをさせて頂きます。
どうぞお気軽にお尋ねください!
グートンでは、羽毛布団の無料診断を行っています。
 
  • 表示が消えてしまっている
  • 古くて何年使用か分からない
  • 生地が破れて表示が読めない
こんな場合は、是非「羽毛布団の無料診断」サービスをご利用ください。

 


■自宅で出来る「かんたんな羽毛布団の診断方法」

①4つ折りにして厚み(高さ)が35cm以上の高さがある
(冬用の羽毛布団の場合)

羽毛布団を4つ折りにして、上から押さえずに羽毛布団の高さが35cm以上の高さ厚みがあると中の羽毛が再生できる可能性が高いです。
春秋用合掛けや夏用肌掛け、またアイダーダック羽毛布団は診断基準が異なります。




ダウン80%以上の羽毛
(羽毛布団のサイドにあるラベル(品質表示ラベル)に記載されています)



③使用年数及び購入年数の確認

羽毛布団は10~12年くらいでリフォームするのが理想です。
15年を超えると羽毛が傷みすぎてしまい、お勧めできない場合があります。

羽毛が傷みすぎて粉々になった状態

以上、の3ポイントをチェックしてみてください。
 

羽毛布団リフォームのことなら、羽毛診断士ダウンプロフェッサーのスタッフがご相談を承ります。
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「皆様からのご連絡を、心よりお待ちしております!」

羽毛ふとん専門工房 / グートン
スタッフ一同


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