リフォーム前
愛知県長久手市のM.C様より、フランスベッド社販売の羽毛布団をリフォームしたい。とご依頼いただきました。お使いの羽毛布団は、年中使える2枚合わせデュエットのシングルサイズの羽毛布団です。

当初買われた時はとても高価な羽毛布団だったようですが、長年使われていた羽毛布団の診断結果は、当初お客様よりお聞きしている状態よりも羽毛ダウンの傷みが多く、特に、肌掛け布団は、羽毛ダウンが粉状になっていて再生不可の状態でした。

同じく合い掛け用の羽毛布団の中身も、羽毛ダウンに損傷があり「プレミアムコース」で処理加工を施しても元の状態には再生しにくく直ぐに羽毛のヘタリが来ると思われる状態でした。

この様に、いくら高価で、高品質な羽毛布団であっても、羽毛布団を手入れもせずに長年使い込んでしまったりして、羽毛ダウンが傷めてしまい壊れたら 羽毛の再生加工はできません。

この診断結果をお客様へご報告し、今後の羽毛布団の相談をさせていただきました。
その結果は、買い替えすることとなり「買うなら良い羽毛布団がほしいけれど…。」のご要望でした。
 
リフォーム後
 当店のお薦めの良い羽毛布団と問われますと、お薦めする羽毛布団は、やはりマザーグースの羽毛布団をお薦めします。
羽毛布団は軽くて、暖かくて、快適性能が高いのが最高の掛け布団と言われる所以です。
その中でも、マザーグースダウンと柔らかくて軽い生地で仕立てた羽毛布団はとても心地よい羽毛布団となります。

と言うことで、新調の羽毛布団は、ポーランド産「コウダ種」マザーグース95%の羽毛ダウンを入れて、側生地には、インド ハイブリット超長綿「ラムコ」100番手にて、年中使える2枚合わせのデュエットタイプをお買求めいただきました。

《ご購入いただいた羽毛布団》
■ポーランド産コウダ種マザーグース

オールシーズン2枚合わせのデュエット式羽毛布団

 合い掛け用 充填量 800g 5x6マス マチ高さ5cm
 肌掛け用 充填量 300g 6x7マス マチ無し
 お買求めいただいた価格:¥153,000.-(税込み金額)
 
《アンケートにお答えいただきました。》 平成 28年 11月 19日
 

1.お買上げ頂いた商品はいかがでしたか?

  二ヶ月程経過し 大変満足しております。かなり温かいです。
 

2.当店の対応はいかがでしたか?

 羽毛の量で悩んだ時に色々アドバイスをしていただきました。不具合があれば対応してくださるといってくださったので安心して注文できました。 とても良かったです。

3.その他、ご意見・ご希望をお聞かせください。

 専門店で安心だし、輸入元もわかっているので 今後も注文していこうと思います。
※事例に掲載されている価格は以前のものであり、現在は見直しが行われている場合がございます。
最新の価格情報をお求めの際は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 
【リフォームできなかった羽毛布団】
 

全ての羽毛布団がリフォームできるとは限りません。

羽毛布団は「リフォーム自体が不可」の場合と、「リフォームをオススメできない」場合の2通りがございます。

■リフォームできない羽毛布団
ダウン80%未満(フェザー21%以上)の場合
フェザー(羽根)は洗浄しても再生する事が出来ない為、ダウン率が80%未満の羽毛はリフォームをお受けすることが出来ません。

また、ダウン率が80%未満の羽毛布団は、同品質の羽毛布団を購入する方がリフォーム料金よりもお得な場合がほとんどです。

■リフォームをオススメできない場合
ダウン80%以上の羽毛布団でも、羽毛が酷く傷んでしまっている場合はリフォームをオススメしておりません。
羽毛が酷く傷んでしまっている場合は、リフォームで洗浄しても保温性のあるダウンに再生できません。
ダウンに膨らむ力が無いと、せっかくリフォームしてもすぐにヘタって快適性を損なってしまいます。

その為、羽毛が再生できないほど傷んでしまっている場合は、リフォームをお勧めしておりません。
リフォーム金額と仕上がりの羽毛布団の質を考慮すると、買い換えの方がお勧めとなります。

ただし、想い出のある羽毛布団や形見の羽毛布団でどうしても残して使いたい羽毛布団の場合は、お客様へご相談・ご了承の上でリフォームをさせて頂きます。
どうぞお気軽にお尋ねください!
グートンでは、羽毛布団の無料診断を行っています。
 
  • 表示が消えてしまっている
  • 古くて何年使用か分からない
  • 生地が破れて表示が読めない
こんな場合は、是非「羽毛布団の無料診断」サービスをご利用ください。

 


■自宅で出来る「かんたんな羽毛布団の診断方法」

①4つ折りにして厚み(高さ)が35cm以上の高さがある
(冬用の羽毛布団の場合)

羽毛布団を4つ折りにして、上から押さえずに羽毛布団の高さが35cm以上の高さ厚みがあると中の羽毛が再生できる可能性が高いです。
春秋用合掛けや夏用肌掛け、またアイダーダック羽毛布団は診断基準が異なります。




ダウン80%以上の羽毛
(羽毛布団のサイドにあるラベル(品質表示ラベル)に記載されています)



③使用年数及び購入年数の確認

羽毛布団は10~12年くらいでリフォームするのが理想です。
15年を超えると羽毛が傷みすぎてしまい、お勧めできない場合があります。

羽毛が傷みすぎて粉々になった状態

以上、の3ポイントをチェックしてみてください。
 

羽毛布団リフォームのことなら、羽毛診断士ダウンプロフェッサーのスタッフがご相談を承ります。
お気軽にご連絡ください。​







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「皆様からのご連絡を、心よりお待ちしております!」

羽毛ふとん専門工房 / グートン
スタッフ一同


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