リフォーム前
・羽毛布団をリフォームされる理由は?
大阪府、泉佐野市にお住まいの方からお電話で羽毛布団リフォームのお問い合わせ。
「婚礼の時の羽毛ふとんで、25~6年使っているんですが、リフォームできるかしら?」とご質問を頂きました。
品質表示ラベルの内容をお聞きしたところ、羽毛のダウン率は98%、羽毛量1.8kg入りのダブルサイズの羽毛ふとんです。ラベルの内容からは、羽毛の質はとても良い羽毛布団ですが、ご使用年数が25年となれば壊れてる羽毛も多いと思われるので診断をして見ないとお電話では即答は出来ないとお伝えしました。
このような場合は、「羽毛布団のリフォーム」のご依頼ではなく、「羽毛ふとんの診断」のご依頼から始めさせて頂きたいとお願いして、送料は予めお客様にご負担頂き送って頂く事になりました。
・羽毛布団の診断結果は?
羽毛ふとんは全体にふくらみが低く、生地が裂けたところから羽毛が吹き出してきています。取り出した羽毛はほとんどが壊れていて、ダウンボールの形状がある羽毛はとても少なく、ファイバー化が進んでいる状態でした。羽毛傷み度ランクはDEと診断しました。
このような羽毛の状態は、洗浄加工を施しても羽毛の質もパワーもよみがえらず、おススメできる羽毛布団に仕上がらないので、残念ですが「リフォームはお奨めできない」と診断させて頂きました。
・羽毛布団をリフォームして どの様な羽毛布団に仕上げますか?
診断後のご報告をさせて頂いた後、「それならリフォームはあきらめて新しいお布団を購入しますわ。近いうちにお店に寄らせてもらいますね!」と、早速週末にご来店頂き、新調のダブル冬掛けの羽毛ふとんをご購入頂きました。
新しく新調するかリフォームをするかは、まずは一度今の羽毛が使えるかどうかを診断してもらってから考えようと思われていたそうです。
ありがとうございました(^-^)
リフォーム後

《ご購入の羽毛布団の詳細》
エクセルクラスの羽毛布団
サイズ:190x210cm
側生地:80番手「スーピマ」超長綿 E8800/スノーホワイト色
キルト縫製:6x6マス、マチ高7cm
羽毛の種類:ホワイトグース90%
羽毛量:1.7kg
ご購入金額:¥74,500.-(税別価格)

なお、新調のご購入と一緒に、お持ちの羽根まくらは側生地のみ交換させて頂きました。

 この度は、当店の羽毛布団をご購入頂き、誠にありがとうございました。
お買上げ後のメンテナンス等につきましても充分対応をさせて頂けます。
今後とも、お気軽にお問合せくださいませ。
よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。

 羽毛ふとん専門工房/グートン
※事例に掲載されている価格は以前のものであり、現在は見直しが行われている場合がございます。
最新の価格情報をお求めの際は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 
【リフォームできなかった羽毛布団】
 

全ての羽毛布団がリフォームできるとは限りません。

羽毛布団は「リフォーム自体が不可」の場合と、「リフォームをオススメできない」場合の2通りがございます。

■リフォームできない羽毛布団
ダウン80%未満(フェザー21%以上)の場合
フェザー(羽根)は洗浄しても再生する事が出来ない為、ダウン率が80%未満の羽毛はリフォームをお受けすることが出来ません。

また、ダウン率が80%未満の羽毛布団は、同品質の羽毛布団を購入する方がリフォーム料金よりもお得な場合がほとんどです。

■リフォームをオススメできない場合
ダウン80%以上の羽毛布団でも、羽毛が酷く傷んでしまっている場合はリフォームをオススメしておりません。
羽毛が酷く傷んでしまっている場合は、リフォームで洗浄しても保温性のあるダウンに再生できません。
ダウンに膨らむ力が無いと、せっかくリフォームしてもすぐにヘタって快適性を損なってしまいます。

その為、羽毛が再生できないほど傷んでしまっている場合は、リフォームをお勧めしておりません。
リフォーム金額と仕上がりの羽毛布団の質を考慮すると、買い換えの方がお勧めとなります。

ただし、想い出のある羽毛布団や形見の羽毛布団でどうしても残して使いたい羽毛布団の場合は、お客様へご相談・ご了承の上でリフォームをさせて頂きます。
どうぞお気軽にお尋ねください!
グートンでは、羽毛布団の無料診断を行っています。
 
  • 表示が消えてしまっている
  • 古くて何年使用か分からない
  • 生地が破れて表示が読めない
こんな場合は、是非「羽毛布団の無料診断」サービスをご利用ください。

 


■自宅で出来る「かんたんな羽毛布団の診断方法」

①4つ折りにして厚み(高さ)が35cm以上の高さがある
(冬用の羽毛布団の場合)

羽毛布団を4つ折りにして、上から押さえずに羽毛布団の高さが35cm以上の高さ厚みがあると中の羽毛が再生できる可能性が高いです。
春秋用合掛けや夏用肌掛け、またアイダーダック羽毛布団は診断基準が異なります。




ダウン80%以上の羽毛
(羽毛布団のサイドにあるラベル(品質表示ラベル)に記載されています)



③使用年数及び購入年数の確認

羽毛布団は10~12年くらいでリフォームするのが理想です。
15年を超えると羽毛が傷みすぎてしまい、お勧めできない場合があります。

羽毛が傷みすぎて粉々になった状態

以上、の3ポイントをチェックしてみてください。
 

羽毛布団リフォームのことなら、羽毛診断士ダウンプロフェッサーのスタッフがご相談を承ります。
お気軽にご連絡ください。​







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「皆様からのご連絡を、心よりお待ちしております!」

羽毛ふとん専門工房 / グートン
スタッフ一同


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