リフォーム前
・羽毛布団をリフォームされる理由は?
兵庫県尼崎市にお住まいの方が「いつもお店の前を通っていて羽毛布団リフォームのことが気になっていたんで持ってきました」と羽毛布団をご持参されました。
「羽毛布団は、15年以上つかっています。羽毛布団から羽毛が出てきている状態です」との事でした。早速、羽毛診断室で羽毛布団を診断しました。
・羽毛布団の診断結果は?
京都西川製ローズ羽毛布団です。キルト縫製は額縁スタイルで、羽毛はダウン率80%?羽毛量1.4㎏入りと表示されていました。
中綿の羽毛を少量取り出して試験管で見ますと、ファイバー「切れ毛」が多く見られ、スモールフェザーとダウンが絡み合った毛玉も多く見られて、リフォームはオススメ出来ない羽毛の状態だと診断しました。
・羽毛布団をリフォームして どの様な羽毛布団に仕上げますか?
この羽毛布団をリフォームをされた場合、羽毛のダウン率も低く、傷んだ羽毛を除塵と洗浄加工で500gは目減りする分の羽毛の補充が必要になり、新しい側生地を同等クラスの生地でリフォームをするとお見積りは¥43,000.-(税別)になります。とご報告しました。
リフォーム後
リフォームがオススメ出来ないので、買い換えをされた場合、リフォームのお見積りと同じ生地を使用して、羽毛をホルトバージダウン90%の羽毛を1.3㎏入りの羽毛布団は¥54,000.-をご紹介し、さらに、側生地のランクをアップして、アメリカ「スーピマ」80番手サテン地の仕様の場合は¥56,000.-(税別)をご紹介してご了承いただきご購入いただきました。

《買い替えの羽毛布団の詳細》
エクセルクラスの羽毛布団
中国 吉林省産 ホルトバージグース ダウン93%
サイズ:150x210cm
側生地:アメリカ「スーピマ」超長繊維綿80番手サテン地
キルト縫製:4x5マス、マチ高さ5cm
羽毛の種類:ホルトバージ グース ダウン93%
羽毛量:1,300g
ご購入金額:¥56,000.-(税別価格)
 

 この度は、当店の羽毛布団をご購入頂き、誠にありがとうございました。
お買上げ後のメンテナンス等につきましても充分対応をさせて頂けます。
今後とも、お気軽にお問合せくださいませ。
よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。

 羽毛ふとん専門工房/グートン
※事例に掲載されている価格は以前のものであり、現在は見直しが行われている場合がございます。
最新の価格情報をお求めの際は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 
【リフォームできなかった羽毛布団】
 

全ての羽毛布団がリフォームできるとは限りません。

羽毛布団は「リフォーム自体が不可」の場合と、「リフォームをオススメできない」場合の2通りがございます。

■リフォームできない羽毛布団
ダウン80%未満(フェザー21%以上)の場合
フェザー(羽根)は洗浄しても再生する事が出来ない為、ダウン率が80%未満の羽毛はリフォームをお受けすることが出来ません。

また、ダウン率が80%未満の羽毛布団は、同品質の羽毛布団を購入する方がリフォーム料金よりもお得な場合がほとんどです。

■リフォームをオススメできない場合
ダウン80%以上の羽毛布団でも、羽毛が酷く傷んでしまっている場合はリフォームをオススメしておりません。
羽毛が酷く傷んでしまっている場合は、リフォームで洗浄しても保温性のあるダウンに再生できません。
ダウンに膨らむ力が無いと、せっかくリフォームしてもすぐにヘタって快適性を損なってしまいます。

その為、羽毛が再生できないほど傷んでしまっている場合は、リフォームをお勧めしておりません。
リフォーム金額と仕上がりの羽毛布団の質を考慮すると、買い換えの方がお勧めとなります。

ただし、想い出のある羽毛布団や形見の羽毛布団でどうしても残して使いたい羽毛布団の場合は、お客様へご相談・ご了承の上でリフォームをさせて頂きます。
どうぞお気軽にお尋ねください!
グートンでは、羽毛布団の無料診断を行っています。
 
  • 表示が消えてしまっている
  • 古くて何年使用か分からない
  • 生地が破れて表示が読めない
こんな場合は、是非「羽毛布団の無料診断」サービスをご利用ください。

 


■自宅で出来る「かんたんな羽毛布団の診断方法」

①4つ折りにして厚み(高さ)が35cm以上の高さがある
(冬用の羽毛布団の場合)

羽毛布団を4つ折りにして、上から押さえずに羽毛布団の高さが35cm以上の高さ厚みがあると中の羽毛が再生できる可能性が高いです。
春秋用合掛けや夏用肌掛け、またアイダーダック羽毛布団は診断基準が異なります。




ダウン80%以上の羽毛
(羽毛布団のサイドにあるラベル(品質表示ラベル)に記載されています)



③使用年数及び購入年数の確認

羽毛布団は10~12年くらいでリフォームするのが理想です。
15年を超えると羽毛が傷みすぎてしまい、お勧めできない場合があります。

羽毛が傷みすぎて粉々になった状態

以上、の3ポイントをチェックしてみてください。
 

羽毛布団リフォームのことなら、羽毛診断士ダウンプロフェッサーのスタッフがご相談を承ります。
お気軽にご連絡ください。​







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「皆様からのご連絡を、心よりお待ちしております!」

羽毛ふとん専門工房 / グートン
スタッフ一同


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